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2018.09.04

海外|ミラノサローネ2018からのイタリア周遊

2020年ミラノサローネに出展する京都の西陣織に関わる4社の合同プロジェクトのプロモーション映像制作を行いました。
そのアーカイブに伴い、ミラノサローネにドキュメンテーションしに行った際、

ローマ→ナポリ→アマルフィ→ミラノ→コモ湖

と周遊したので、ちらっとその旅の記録を紹介します。
イタリアは学生時代にバックパッカーとして訪れた際と、友人の結婚式にブルガリアによった帰りにいったシチリアと以前に二度行ったことがありますが、住みたいぐらい好きな国です。
今回はミラノでの撮影があったため、大量の機材を持っての移動となりました。

ローマ

フィンランド経由でローマに到着し、まちなかのピザやで簡単に食事を済ませ翌日からのたびに備えます。ローマでは学生時代にバックパッカーで回っていた際にちょうど労働者がストライキを起こし、すべての公共交通機関が止まっていてものすごく歩いて観光した思い出があります。
今回は中継地点なので、朝に美味しいモーニングだけ食べてナポリに向かいます。

ナポリ

ナポリの目的はピザ。ピザの聖地でもあるナポリでは、学生のときに訪れたマルゲリータ発祥の店ブランディなど、数多くのピザの名店があります。ずっと、ピザと、ジェラートを食べ続ける日々。ナポリは青の洞窟でも有名で、海に面していることもあり、海鮮も美味しいので、ランチはフラット海沿いのレストランに行くのもあり。

ナポリ滞在時の宿泊施設は、B&Bに滞在していたのですが、ホテルよりもセキュリティが厳重で、小規模なので、ネットもそこそこ混雑せず早く、とても快適に過ごせました。
南イタリアはまだまだ治安が悪く、自分自身もバスの中でスリに狙われたり、駅でも何度がスリの現場を見たことがあるので、気を抜かないことをおすすめします。

アマルフィ

ナポリから電車とバスを乗り継ぎ向かうのが、ポジターノ、アマルフィー。こちらも二度目の訪問で、初めてポジターノの景色を見たときに絶対もう一度着たいと思っていたので、10年越しに来ました。
ナポリからの電車は治安が悪く、ここでも学生の時スリに囲まれ、今回の旅でもハサミを持ったヤンキー青年たちに囲まれてしまいました。どうしても日本人はお金持っていて、気を抜いているイメージを持たれているので、要注意です。

ポジターノの景色はやはり最高で、もしイタリア旅行を検討している人は是非行ってほしい。

また少し都会のポジターノよりメジャーな観光地であるアマルフィも素敵なところです。
ナポリから日帰りで往復できるところも魅力です。

ミラノ

ピザと最高の景色を堪能した一週間を過ごした後は、今回の本来の使命であるミラノサローネでのドキュメンテーションに向かいます。
ミラノではエアビーにて今回のクライアントさんと滞在しながら、ミラノサローネの視察を主に行っていました。
今回の出展チームは、精練技術に特化し、洗えるシルクを開発した山嘉精練さん、カーボンファイバーでの西陣織を実現したフクオカ機業さん、そして、伝統的な金襴を得意とする、加地織物さんの3社と今回のプロジェクトをプロデュースするCOS KYOTOさんの4社のプロジェクトになります。
海外での大型のサローネに行くのは初めてだったので、気になるところを数カ所周り、あとはぶらぶら気になる所があれば足を踏み入れる感じで特にリサーチせずに行きました。

 

コモ湖

仕事を終え最後はコモ湖に向かいます。南イタリアからイタリアの最北端、スイスとの国境近くにある別荘地です。
数々のハリウッドスターの別荘もあると言われているコモ湖は観光地になりすぎず、素敵な生活が広がっていました。


 

 

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